ワードであいまい検索と置換
こんにちは、 篠原です。
今日は、Wordで検索の方法で、あいまい検索の方法です。
あいまい検索で文字列を検索する。
あいまい検索とは、例えばこんなことです。
コンピュータ ◆ コンピュ-タ(マイナスと長音記号)
きょうしつ ◆ きようしつ(誤入力)
かたかな ◆ カタナカ
など他にも沢山あります。
要するに、見た目気づきにくいものや、誤入力などが検索できてしまう訳ですね。
では、早速検索して見ましょう。
検索の手順は、ワードで検索と置換をしてみるを参考にしてください。
今回の検索文字列は、「ヘツダー」です。
サンプル文書の中に「ヘツダー」と「ヘッダー」を混在させています。
あいまい検索では、両方が検索されればOKです。
図1-1 「検索と置換」ダイアログボックスが表示されますので、「検索する文字列」として、「ヘッダー」と入力します。
図1-2 「あいまい検索(日)」にチェックを付けます。
図1-3 すぐ下の「オプション」ボタンをクリックします。
図2-1 「あいまい検索」ダイアログボックスが表示されます。
図2-2 「拗音/促音(ぁぃぅぇぉ)」にチェックが付いているのを確認します。(デフォルトでは、全ての項目にチェックが付いています。)
図2-3 「OK」ボタンをクリックします。
図4-1 検索結果として、「ヘツダー」と「ヘッダー」が検索されています。
こうした検索は、複数の人がデータ入力をして、一つに集約した場合に役に立ちます。またよくある例として、長音記号とマイナス記号の例です。入力する人によりどちらを使うかはまちまちです。データを統合するときにこの変換を使うと有効でしょう。
こうして検索した結果を、本来入力したかった文字列に置き換える処理を行ってみます。
図5-1 「検索と置換」ダイアログボックスの「置換」タブをクリックします。
図5-2 「置換後の文字列」に、「ヘッダー」と入力します。
図5-3 「全て置換」ボタンをクリックします。
図6-1 メッセージが表示され、6個の置換が実行されたことが分かり、さらに続けるかの問い合わせが出ていますので、「はい」をクリックします。
図7-1 最後まで置換が終了し、全部で7個の置換が行われたことが分かりましたので「OK」ボタンをクリックします。
図8-1 置換の結果、「ヘツダー」が「ヘッダー」に置き換わっているのが確認できます。
以上で、Wordでの検索で、あいまい検索の方法は終わりです。
次回は、ワイルドカードを使用した検索の仕方を解説します。
ワードで検索:ワードで検索と置換をしてみる
ワードで検索:ワードでワイルドカードで検索と置換
ワードで検索:ワードで書式や特殊文字で検索と置換
も参考にしてくださいね。
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