エクセルのヘルプ機能を使って、関数を探す

こんにちは、市民パソコン教室北九州小倉校の篠原です。


 今日は、エクセル(Excel2010)のヘルプ機能を使って、関数を探す方法です。
 とってもよく使う関数はその書式自体や結果の出方も覚えているものですが、あれ?どんな書式だったかなとか、こんな意味の結果だったかなということもあります。そんな時はやはりヘルプの助けを借りなければなりません。

 初心者の皆さんは、関数自体の意味やその書式については覚えきれていないことが多いでしょう。このエクセルのヘルプは大きな助けになるはずです。

関数の入力中にエクセルのヘルプを表示させる

図1-1 まず最初に、関数のヘルプが表示されるように設定しておかなくてはいけません。デフォルトでは表示するようになっていますが、その指定オプションがどこにあるかは覚えておいて損はありません。
 「ファイル」タブをクリックします。
図1-2 「オプション」をクリックします。
エクセル(EXCEL)のヘルプを使う

図2-1 「詳細設定」をクリックします。
図2-2 「表示」グループの中の「関数のヘルプを表示する」にチェックが付いていることを確認します。もしチェックが付いていなければ、ここでチェックを付けておきましょう。
エクセル(EXCEL)のヘルプを使う

図3-1 では、関数の入力を始めてみましょう。ここでは、ABと入力すると「ABS関数」の候補が表示されました。この関数でよけれれば、「Tab」キーを押しましょう、未入力の部分と最初の「(」を自動的に入力してくれます。後は、表示される入力書式の案内に従って入力していけば、関数の入力は完了です。
エクセル(EXCEL)のヘルプを使う

図4-1 関数の機能がハッキリしない場合は、この関数名のところをクリックすることで、関数のヘルプが表示されます。
エクセル(EXCEL)のヘルプを使う

図5-1 ABS関数のヘルプが表示されたところです。
エクセル(EXCEL)のヘルプを使う

どうですか? 簡単でしょう。

エクセルのヘルプ全体から関数のヘルプを探す

次は、エクセル全体のヘルプを表示させてから、関数のヘルプを表示させる方法です。

EXCELのヘルプを出す、とても簡単な方法は、「F1」キーを押す方法です。

図6-1 また、「ファイル」タブをクリックします。
図6-2 「ヘルプ」をクリックしても同じヘルプ画面が表示されます。
エクセル(EXCEL)のヘルプを使う

図7-1 「EXCELのヘルプ」が表示されました。選択肢がたくさんありますね。
図7-2 「関数リファレンス」をクリックしてください。
エクセル(EXCEL)のヘルプを使う

図8-1 「関数リファレンス」が表示されました。関数の一覧やカテゴリーへのリンク一覧が表示されました。ここで「数学/三角関数(リファレンス)」をクリックして見ます。
エクセル(EXCEL)のヘルプを使う

図9-1 「数学/三角関数(リファレンス)」のリンクをクリックすると、数学/三角関数カテゴリーの関数一覧が表示されました。
図9-2 関数一覧の一番上に先ほど調べた「ABS関数」があります。検索したことがある関数は、文字色が変わっていますね。ここをクリックして見ます。
エクセル(EXCEL)のヘルプを使う

図10-1 ABS関数のヘルプが表示されました。図4-1で検索したヘルプと同じものが表示されました。
エクセル(EXCEL)のヘルプを使う

これで関数はいつでも検索することが出来るようになります。

 時間がある時に、いつも使う関数のヘルプを読んでおくことも「おすすめです」。とても勉強になりますよ。思わぬ機能が隠れていることを発見できることもありますよ。


補足
 ワークシートが表示されているときに「F1」キーを押すとEXCELのヘルプが表示されますが、VBEがアクティブになっている場合は、EXCELのヘルプのExcel 2010 開発者用リファレンスが表示されます。VBAを使う時にはこちらのお世話になりますね。

以上で、エクセル(Excel2010)のヘルプ機能を使って、関数を探す方法は終わりです。

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