2013.04.26
カテゴリ:EXCEL
セル幅に合わせて文字の大きさを自動調整する方法
こんにちは、市民パソコン教室北九州小倉校の篠原です。
今日は、エクセルでセル幅に合わせて文字の大きさを自動調整する方法です。
セル幅に合わせて文字の大きさを自動調整する
エクセルのセルに入力されている文字列の大きさを大きくすると、セルからはみ出してしまうことがありますよね。こんな時に、エクセルには、文字列の大きさがセルからはみ出さないように、自動調整して縮小してくれる設定が用意されています。
では、その設定をしてみましょう。
ここでは、エクセル2013を使用して行います。
- 図1-1 文字列の入力されているセルの上で右クリックします。
- 図1-2 「セルの書式設定」を選択します。
- 図2-1 「配置」タブを選択します。
- 図2-2 【文字制御】グループの「縮小して全体を表示する」をチェックします。
- 図2-3 「OK」ボタンをクリックします。
縮小の逆に、文字列の大きさを自動的に大きくしてくれる設定はありません。たぶん、セル幅により文字列をだんだん大きくするようなシーンはあまり必要性が無いのでしょうね。しかし、擬似的に行う方法としては、以下のような方法が考えられます。(必要な方はご活用ください)
- 図4-1 対象とするセルを選択します。
- 図4-2 フォントサイズを最終的に大きくしたいサイズに設定します。すると、セルの高さがフォントサイズに合わせて高くなります。このセルの高さを適宜調整しておきます。
- 図5-1 セルの幅を調整します。
- 図6-1 セルの幅に合わせてフォントサイズが自動的に大きくなっていきます。
- 図7-1 もし、文字の高さがセルの高さからはみ出した場合は
- 図8-1 セルの高さを調整すれば文字列は正常に表示されます。セル幅の自動調整(列記号の間でダブルクリック)をしてしまうと、文字列が図4-2で指定したフォントサイズで表示できるように調整され、思わぬセル幅になってしまいますので注意してください。
ちょっと無理やりな技ですね。
以上で、エクセルでセル幅に合わせて文字の大きさを自動調整する方法は終わりです。
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