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ワードでドロップキャップを使う

こんにちは、市民パソコン教室北九州小倉校の篠原です。


今日は、ワードでドロップキャップを使う方法についてです。


使用するワードはワード2013です。ワード2010でも同様にできます。

ドロップキャップの設定

 雑誌の記事などで見かける、文章の最初の一文字を大きく表示させて、その大きくなった文字が複数行にわたって表示されているデザインを見たことが有るとおもいます。ワードでは、このようなデザイン設定を、ドロップキャップと言い簡単に設定することが出来ます。

 では、設定して見ましょう。

  • 図1-1 ドロップキャップは、段落に一つだけ設定することが出来ます。大きくなる文字は段落の先頭文字です。文章の入力されている段落中にカーソルを置きます。ここでは便宜的に文章の先頭にカーソルを置きますが、段落中であればどこにカーソルを置いても構いません。
    ワードでドロップキャップを使う

  • 図2-1 「挿入」タブの【テキスト】グループの「ドロップキャップ」ボタンをクリックします。
  • 図2-2 「本文に表示」をクリックします。
    ワードでドロップキャップを使う

  • 図3-1 ドロップキャップが設定されました。
    ワードでドロップキャップを使う

 どうですか、簡単でしょう。ちょっとしたデザインをする時には役に立つでしょう。

 設定の結果を見てみると、

  • 大きくなる文字は段落の先頭文字
  • フォントは段落の先頭の文字列のフォントと同じになる
  • フォントサイズは、ドロップする行数によって随時変更される

ことが分かります。

 次に、「ドロップキャップのオプション」を設定して見ましょう。まず図2-1の操作をします。

  • 図4-1 「ドロップキャップのオプション」をクリックします。
    ワードでドロップキャップを使う

  • 図5-1 「ドロップキャップ」ダイアログボックスが表示されます。
  • 図5-2 「フォント」を「HG明朝E」に変更して見ます。
  • 図5-3 「ドロップする行数」を「2」に変更します。
  • 図5-4 「OK」ボタンをクリックします。
    ワードでドロップキャップを使う

  • 図6-1 フォントが変更され、ドロップする行数は3行から2行に変更されました。
    ワードでドロップキャップを使う

 ここで変更した設定は、設定した段落のみに有効で、次の段落に設定する場合は、デフォルトの設定がされます。
フォントの設定やドロップする行数を毎回変更しなければならないのはちょっと面倒ですね。

「書式のコピー/貼り付け」を使うと、ドロップされた文字だけ書式変更が出来ますので、これを使うのが簡単かもしれませんね。

以上で、ワードでドロップキャップを使う方法は終わりです。

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