IMEの単語登録を一括して登録する方法

こんにちは、市民パソコン教室北九州小倉校の篠原です。


今日は、IMEの単語登録を一括して登録する方法です。


この操作はMS-IME2012による方法です。

単語登録を一括して登録する

 自分がよく使う単語が沢山ある場合、単語登録の画面から一つひとつ行うのではなく、一括して登録する方法を紹介します。
 一つひとつ行う場合は、IMEの単語登録についてをご参照ださい。

では、登録方法です。

  • 図1-1 タスクバーの「あ」もしくは「A」の部分を右クリックします。
  • 図1-2 「ユーザー辞書ツール」をクリックします。
    IMEの単語登録を一括して登録する:ユーザー辞書ツールを選択する

  • 図2-1 「MicrosoftIMEユーザー辞書ツール」ダイアログボックスが表示されます。
  • 図2-2 「ツール」メニューをクリックします。
  • 図2-3 「テキストファイルから登録」をクリックします。
    IMEの単語登録を一括して登録する:テキストファイルから登録

  • 図3-1 「テキストファイルからの登録」ファイル選択ダイアログボックスが開きますので、作成しておいたテキストファイルを選択します。
  • 図3-2 「開く」ボタンをクリックします。(この後、実行の確認などはありません。すぐに登録処理が行われます)
    IMEの単語登録を一括して登録する:テキストファイルを選ぶ

  • 図4-1 「テキストファイルからの登録」ダイアログボックスが表示され、登録件数などが通知されます。
    IMEの単語登録を一括して登録する:登録結果の通知

  • 図5-1 「MicrosoftIMEユーザー辞書ツール」の画面に登録された単語の一覧が表示されます。
    IMEの単語登録を一括して登録する:登録単語の一覧

 つぎは、一括削除の方法です。この一括削除は、今登録したテキストファイルをもとに削除を行うことが出来ます。登録時に使ったファイルを一括削除で使う場合、登録後にテキストファイルから一括登録した単語を辞書ツールで変更した場合には、その変更した単語については、以下で説明する一括削除の処理では削除されませんので注意してください。つまり、個別の削除となります。

  • 図6-1 「ツール」メニューをクリックします。
  • 図6-2 「テキストファイルで削除」をクリックします。
    IMEの単語登録を一括して登録する:登録単語の一括削除

  • 図7-1 「テキストファイルで削除」ダイアログボックスが表示され、削除件数などが通知されます。
    IMEの単語登録を一括して登録する:削除用テキストファイルのの選択

  • 図8-1 登録されていた単語が削除され一覧から消えました。
    IMEの単語登録を一括して登録する:一括削除された結果

 いかがでしたか、テキストファイルを準備しておけば、効率よく単語登録の管理が出来ますね。

短縮よみについて。

 短縮よみという品詞がありますが、この指定をしておくと、変換時に例えば「でんわ」を「093-912-3456」で登録している場合、「でんわ」と入力して変換すると「093-912-3456」と一発で変換されます。しかし、「でんわばんごう」と入力すると「電話番号」と変換される、というように、優先的に単語登録された単語が先に変換されるようになります。使い方によっては、入力の効率が良くなりそうですね。どうぞ、お試しください。

 詳しくは、IMEのユーザー辞書ツールのヘルプ(「単語を登録/編集する」の「単語を登録」する)をご覧ください。

一括登録のためのテキストファイルのフォーマット

データの入力はエクセルを使うと簡単にできます。下のサンプル図にように表を作ってください。

図の赤枠タイトル部分は説明のために入力したのです、入力しません。
■入力サンプル
IMEの単語登録を一括して登録する:一括登録用テキストファイルフォーマット


品詞の列は、入力できる品詞の種類を挙げています。この中から選択すれば、登録可能です。他の文字を入れるとエラーになります。
入力が出来たら、「名前を付けて保存」を選び、「ファイルの種類」を「テキスト(タブ区切り)(*.txt)」として保存します。このファイルを図3-1で読み込めば登録が出来ます。
IMEの単語登録を一括して登録する:一括登録用テキストファイルの保存

以上で、IMEの単語登録を一括して登録する方法は終わりです。




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