エクセルの入力後カーソルの移動を制御する

エクセルの入力後カーソルの移動を制御する

こんにちは、市民パソコン教室北九州小倉校の篠原です。


今日は、エクセルの入力後カーソルの移動を制御する方法です。

この操作は、マイクロソフトOfficeのEXCELのいずれのバージョンでも共通の方法です。

入力後のカーソル移動を一時的に変更する

 エクセルの入力後カーソルの移動を右に(移動方向を変える)でExcelオプションでの設定方法について説明していますが、今回は、設定を変更せずに一時的に移動方向を変える方法です。

 この方法は、セル範囲の選択をやTABキー利用して行います。

 エクセルのカーソルを移動する方法は、

  1. ENTERキーを押す(単一セルのカーソルの移動または範囲選択されたセル範囲内のカーソルの移動。オプションの設定による)
  2. TABキーを押す(単一セルのカーソルの移動または範囲選択されたセル範囲内のカーソルの移動。常に右方向に移動する)
  3. 矢印(カーソル)キーを押す(単一セルからのカーソルの移動)

以上三つの方法があります。

カーソルの移動方向と範囲選択を上手に使えば、効率的な入力が行えるようになります。活用してみてください。
今回回紹介するのは、ENTERキーとTABキーを使ってカーソルを移動する方法です。

範囲選択でカーソルの移動方向を制御する

EXCELオプションで、カーソルの移動方向を「下」に設定します

  • 図1-1 図のように選択した時、ENTERを押した場合のカーソルの移動は、赤線で示した方向に移動します。
    • 上段の選択範囲では、カーソルは設定通り下方向に移動します。
    • 中断の選択範囲では、カーソルは上段と同じ動きをします。
    • 下段の選択範囲では、カーソルは右方向に移動します。これは、一行ずつ選択されているためです。

 青線は、選択範囲の終端から次の選択範囲移動する時の方向です。
エクセルの入力後カーソルの移動を制御する方法:カーソルの移動方向が下

  • 図2-1 では、上と同条件で、TABキーを使った場合のカーソルの移動方向です。
    • 上段の選択範囲では、カーソルは右方向に移動します。
    • 中断の選択範囲では、カーソルは下方向に移動します。これは、一列ずつ選択されているためです。
    • 下段の選択範囲では、カーソルは右方向に移動します。

 TABキーを押した場合は常に右方向にカーソルが移動します。EXCELオプションの設定に関係なく移動方向は常に同じです。
エクセルの入力後カーソルの移動を制御する方法:カーソルの移動をTABキーで操作

 いかがですか。こうして同じ条件でもキーを使い分けることで、カーソルの移動方向を一時的に変えることが出来ます。

EXCELオプションで、カーソルの移動方向を「右」に設定します

 

  • 図3-1 図のように選択した時、ENTERを押した場合のカーソルの移動は、赤線で示した方向に移動します。
    • 上段の選択範囲では、カーソルは右方向に移動します。
    • 中断の選択範囲では、カーソルは下方向に移動します。これは、一列ずつ選択されているためです。
    • 下段の選択範囲では、カーソルは右方向に移動します。

 つまりこの設定は、TABキーを使った時と同じ動きをすることになります。
エクセルの入力後カーソルの移動を制御する方法:カーソルの移動方向が右

EXCELオプションで、カーソルの移動方向を「上」に設定します

 

  • 図4-1 図のように選択した時、ENTERを押した場合のカーソルの移動は、赤線で示した方向に移動します。
    • 上段の選択範囲では、カーソルは上方向に移動します。
    • 中断の選択範囲では、カーソルは上方向に移動します。
    • 下段の選択範囲では、カーソルは右方向に移動します。これは、一列ずつ選択されているためです。
      エクセルの入力後カーソルの移動を制御する方法:カーソルの移動方向が上

EXCELオプションで、カーソルの移動方向を「左」に設定します

 

  • 図5-1 図のように選択した時、ENTERを押した場合のカーソルの移動は、赤線で示した方向に移動します。
    • 上段の選択範囲では、カーソルは左方向に移動します。
    • 中断の選択範囲では、カーソルは上方向に移動します。これは、一列ずつ選択されているためです。
    • 下段の選択範囲では、カーソルは左方向に移動します。

エクセルの入力後カーソルの移動を制御する方法:カーソルの移動方向が左

 この方法を応用すると、こんなことも出来ます。

  • 図6-1 まず、入力したいセルの範囲を選択します。例では、1番から14番までのセルを選択して、この番号順に入力を行います。
    (離れたセルを選択する場合は、「Ctrl」キーを押しながら該当するセルをクリックします。)
    (連続したセルを選択する場合は、選択する範囲の左の一番上のセルをクリックした後、一番右端の下のセルに向かって対角線上にドラッグします。)

 選択をする時のポイントは、最初にデータを入力し始めるセルを最後に選択することです。こうすることにより、名前を指定した場合に、最後に選択されたセル範囲の最初のセルに位置づけされるためです。

 図の範囲選択の例では、2番から選択を始め、14番まで選択したら、最後に1番を選択し、範囲名を付けるということです。
エクセルの入力後カーソルの移動を制御する方法:

 この選択をした後、ここに範囲名を付けることで、このような複雑な範囲選択も一発で行えるようになります。入力様式を作って表にデータを入力させる場合に役立ちます。マクロを組み合わせると、より便利に使えると思います。
 セル範囲の名前についてはこのリンクをご覧ください。

 図はEXCELオプションで、ENTERを押した時のカーソルの移動方向を「下」に設定した時の動きを示しています。

 以上で、エクセルの入力後カーソルの移動を制御する方法は終わりです。




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