エクセルで、セルの選択と移動を素早く行う

こんにちは、市民パソコン教室北九州小倉校の篠原です。


 今日は、エクセルで、セルの選択と移動を素早く行う方法です。


 この操作は、エクセル2013で行います。

マウス操作より素早く選択できる

 エクセルは、慣れてくると、マウスで操作するよりも、ショートカットキーを覚えて操作する方が効率的に操作が出来るようになります。

 今回紹介するセルの選択やカーソルの移動がその例の一つになるでしょう。

  • 図1 (連続したセル範囲を一気に選択)
     図のような表がある時、一気に表の範囲を選択するには
    • 1-1 データ入力されているセルを選択します。
      エクセルのセル範囲の素早い選択と移動:最初のセルの選択

    • 1-2 「Ctrl」+「*」(または「Ctrl」+「shift」+「:」キ)ーを同時に押すと、セルが連続している範囲を一気に選択状態にしてくれます。
       図の例では、「A1からH47」が一気の選択されます。
      エクセルのセル範囲の素早い選択と移動:連続範囲の選択

  • 図2 (選択範囲内のカーソルの移動)
     図のように選択された範囲内でカーソルを移動する方法です。
    • 2-1 「Ctrl」+「.(ドット)」キーを押すと、選択範囲の四隅をセルが移動します。縦長、横長の表のカーソルの移動には便利です。
      エクセルのセル範囲の素早い選択と移動:選択範囲のカーソルの移動

    • 2-2 「TAB」キーを押すとカーソルが一つずつ右側の隣接するセルに移動します。
    • 2-3 「shift」+「TAB」キーを押すと、カーソルが一つずつ左側の隣接するセルに移動します。
      エクセルのセル範囲の素早い選択と移動:tabキーによるカーソルの移動

  • 図3 (行または列の範囲選択)
     連続した行や列のセル範囲を一気に選択する方法です。
    • 3-1 セルの現在位置から「Ctrl」+「shift」+「↓」または「↑」キーを押すと、行方向の連続したセルが一気に選択されます。空白のセルが見つかるまでの範囲が選択されます。
       また、1列全部選択する場合は、半角モードで「Ctrl」+「spaceバー」キーを押します。
      エクセルのセル範囲の素早い選択と移動:行の選択

  • 3-2 セルの現在位置から「Ctrl」+「shift」+「→」または「←」キーを押すと、列方向の連続したセルが一気に選択されます。空白のセルが見つかるまでの範囲が選択されます。
     また、一行全部選択する場合は、半角モードで「shift」+「spaceバー」キーを押します。
    エクセルのセル範囲の素早い選択と移動:列の選択

  • 図4 (行または列方向へのカーソルの移動)
     連続した行や列方向のセルのカーソルを空白セルの直前まで一気に移動します。
    • 4-1 セルの現在位置から「Ctrl」+「↓」または「↑」キーを押すと、現在位置から行(縦)方向に空白のセルが見つかるまで一気にカーソルが移動します。
    • 4-2 セルの現在位置から「Ctrl」+「→」または「←」キーを押すと、現在位置から列(横)方向に空白のセルが見つかるまで一気にカーソルが移動します。
      エクセルのセル範囲の素早い選択と移動:カーソルの移動

 以上で、エクセルで、セルの選択と移動を素早く行う方法は終わりです。




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ブログのお題拝借
Tag: エクセル EXCEL セルの範囲選択 カーソルの移動 行選択 列選択

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