必要なファイルを消してしまったけれど、元に戻せるの。
こんにちは、 篠原です。
今日は、削除したファイルの復元についてです。
「DELETE」キーで削除した場合。(Windowsの標準設定の場合)
この場合は、削除されたファイルは、ゴミ箱に行っているはずです。
図1-1 ファイルを削除しようとした場合は「ファイルの削除」確認のダイアログボックスが出ます。削除するなら図1-2「はい」をクリックします。キャンセルなら図1-3「いいえ」をクリックします。
メッセージの通り削除の場合は、ファイルを、「ゴミ箱」というフォルダに移動すると考えればいいですね。
図2-1 削除したファイルがあるか確認します。早速、ゴミ箱を開いて見ましょう。ゴミ箱をダブルクリックします。
図3-1 どうですか。ちゃんと有りましたね。「ゴミ箱」の中が表示されます。
図3-2 復元したいファイルをクリックします。
図3-3 「この項目をもとに戻す」をクリックします。
削除されたファイルが、元のフォルダーにちゃんと復元されます。
「Shift」+「DELETE」キーで削除、「ゴミ箱」から削除した場合
この場合は、削除したファイルは、ゴミ箱にはありません。
「ゴミ箱」から戻せないのであれば、ここであきらめるしかないのでしょうか?
いいえ、ご心配なく。フォルダーから削除されたファイルを見つけ出してくれる「ファイル復元ソフト」というものがあります。
ファイルを誤って削除してしまった場合は、他のファイルの書き込みやファイルの更新などはしてはいけません。
削除されたファイルが、他のファイルで上書きされてしまう可能性があるからです。直ちにファイル復元ソフトを起動させ、削除したファイルを探すことに集中してください。
(k本的に無料ソフトのサイト)
http://www.gigafree.net/utility/recovery/
こんなところから探して、自分の好きなものを選んで使用してみてください。
「Shift」+「DELETE」キーで削除した場合や誤って削除してしまった場合などは、この復元ソフトを使用すれば、削除したファイルを復元できることがあります。
復元ソフトをインストールしていない場合は、気を付けてください。直ぐにインストールをしてしまうと、前に書いたように他のファイルが上書きされてしまう可能性があるからです。この場合は、インストールを必要としない復元ソフトがあるので、それを選んで復元処理を行うように注意しましょう。
削除した直後であれば、かなりの確率でファイルの復元が見込めるでしょう。
復元できることがあると書いたのは、出来ないこともあるからです。100%を期待しないでチャレンジしてみてください。
それと、復元したファイルは完全であるかどうかは復元した後に必ず確認することが大切です。内容の確認は自分の責任です。
以上で、ファイルの復元に関することは終わりです。
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