パソコンの電源か切れない

こんにちは、市民パソコン教室北九州小倉校の篠原です。


今日は、パソコンの電源の切り方についてです。

パソコンの電源はスイッチをポンと押すだけで切れない

 パソコンがフリーズ(固まって操作が出来なくなってしまった状態)した場合に、電源を切らざるを得ない場合があると思います。こんな時、パソコンの電源スイッチをポンと押しただけでは、電源が切れてくれません。これで、思わず、電源のコンセントを抜いてしまっている方が、いらっしゃるのではないでしょうか。

 これって、ちょっと危険です。ハードディスクの故障につながる可能性がありますので、注意してください。

 どうしても電源を切らないといけないときは、まず、フリーズしているアプリケーションを終了させることにトライしましょう。

「Ctrl」+「Alt」+「DELETE」キーを同時に押して、タスクマネージャーを起動させ、「応答なし」となっているアプリケーションを強制的に終了させます。

 これがうまくいけば、電源は切らずに済みます。
 これがうまくいかず、キーボード入力も、マウス操作も受け付けない状態であれば、ここで、電源を強制的に切ることを選択します。

 電源の切り方ですが、パソコンの電源は、電源ボタンを長押しすることで切ることができます。

 他の家電のスイッチの様に1回ポンと押せば電源が切れるようにはできていません。これにはいろんな理由があると思いますが、私の解釈は、次の理由かなと思っています。

  • パソコンを使用中に、思わず電源に触れてパソコンの電源が切れてしまったら、困りますよね。せっかくの作業したデータなどが、消えてしましますからね。これを防ぐため。
  • ハードディスクを守るため
    高速で回転するハードディスク(HDD)の記録面の上にはデータを記録するためのヘッド(昔のレコードプレイヤーが分る方は想像してみてください。)があり、電源が切れれば、それが記録面にくっついてしまい、故障の原因になります。
    (レコードの場合は、針とレコード盤は接触していますが、HDDの場合は、記録面とヘッドは接触していない状態になっています。)
     そこで、パソコンは、電源ボタンを長押しすることで、今から電源を切るよとHDDに教え、ヘッドを安全な場所に移動させ、故障が起きないようにしている。

 なんていう風に、勝手に解釈しています。当たらずとも、遠からずというところでしょうか。

 もし、これでも電源が切れない場合は、コンセントから電源コードを抜くしかないですね。
 雷で、停電ということもありますから、仕方ないですね。

今日は、電源の切り方についてでした。





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