セルに条件付きの書式を設定する
こんにちは、 篠原です。
今日は、Excel2010でセルの条件付き書式の設定についてです。
入力されたデータによりセルの書式を変える
この機能を利用して、どんなことが出来るかということですが、なんといっても、注目したいセルを目立たせることが出来ることです。
数字の羅列の表になると、どうしても単調で数字を目立たせたりといったことが面倒です。「ある条件になった時にセルの色を赤く、文字の色を白く表示したい」とかは、人間の目でいちいちチェックして書式設定することはとても面倒なことになります。
データ量が少ない場合は何とかなるでしょうが、大量なデータの中からとなると、気が遠くなるような作業が必要になるでしょう。これを簡単にやってくれるのが、「条件付き書式」の設定です。
ではやってみましょう。
例)セルに入力された日付が、2012/11/10以前の場合は、セルの色を「赤」にする。それ以外の場合は書式は設定しません。
図1-1 条件付き書式を設定するセルを選択します。
図1-2 「ホーム」タブをクリックします。
図1-3 「条件付き書式」ボタンをクリックします。
図1-4 「新しいルール」をクリックします。
図2-1 「新しい書式ルール」ダイアログボックスが開きます。
図2-2 「ルールの書式を選択してください」から「指定の値を含むセルだけを書式設定」を選択します。
図2-3 「ルールの内容を編集して下さい」の「次のセルのみ書式設定」を
- セルの値
- 次の値以下
- 2012/11/10
に設定します。
図2-4 「書式」ボタンをクリックします。
図3-1 「セルの書式」ダイアログボックスが表示されるので、「塗りつぶし」タブをクリックします。
図3-2 「背景色」から「赤」をクリックします。
図3-3 「OK」ボタンをクリックします。
図2-4 「OK」ボタンをクリックします。
図4-1 条件付き書式が設定され、例の条件に一致したセルのみ「赤」で表示されています。
以上で、条件付きセルの書式 例1は終わりです。
条件付きセルの書式は、非常に便利な機能です。少しずつ、別の機能も紹介していきますので、お楽しみに。
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