計算式を使った条件付き書式の設定

こんにちは、市民パソコン教室北九州小倉校の篠原です。


今日は、Excel2010で、計算式を使って条件付き書式を設定する方法です。

書式設定の条件をセルの値にするより、より柔軟に書式設定が行える。

 計算式を使って、条件付き書式設定を行うと、単純に、セルの値から条件付き書式を設定するよりも、柔軟に条件付き書式設定が行われます。
 以前に説明しました、条件付き書式設定は、

ですが、上記の設定は、書式を設定するセルの値が条件になっていましたが、数式を使うと、書式を設定するセルではなく、他のセルの計算結果や値を条件に、書式を設定したいセルに、書式設定することが出来ます。

 では、早速設定して見ましょう。
図1-1 図のような表がある時に、条件付き書式を設定するセルを選択します。(例はC2:C11)
図1-2 「ホーム」タブをクリックします。(既にホームタブが表示されている場合は、ここでクリックする必要はありません)
図1-3 「条件付き書式」ボタンをクリックします。
図1-4 「新しいルール」をクリックします。


条件付き書式:新しいルール


図2-1 「新しい書式ルール」ダイアログボックスが表示されます。
図2-2 「ルールの種類を選択してください」から「数式を使用して、書式を設定するセルを決定」をクリックします。
図2-3 「次の数式を満たす場合に値を書式設定」のテキストボックスに数式を入力します。例では、以下のように入力します。

 =(A2+B2)>=100
   A2+B2を加算したとき、その結果が100以下の場合

 (ここで数式を絶対参照にしないことがポイントです。絶対参照($A$2+$B$2)>=100)にしてしまうと、書式設定の条件が、行の違うセルでもA2+B2の計算結果が条件となるため、意とした表示ではなくなってしまいます)

図2-4 「書式」ボタンをクリックします。


条件付き書式:条件式の入力


図3-1 「セルの書式設定」ダイアログボックスが出てきますので、「塗りつぶし」タブをクリックします。
図3-2 色を選択します(例は「青」)
図3-3 「OK」をクリックします。


条件付き書式:セルの書式設定

図4-1 「新しい書式ルール」ダイアログボックスに戻ります。プレビューには設定した書式が表示されています。
図4-2 「OK」ボタンをクリックします。


条件付き書式:新しいルールに戻る

図5-1 設定した書式を変更して見ます。条件付き書式が設定されているセルを選択し、「条件付き書式」ボタンをクリックします。
図5-2 「ルールの管理」をクリックします。


条件付き書式:ルールの管理

図6-1 「条件付きルールの管理」ダイアログボックスが出ますので、変更したいルールをクリックします。
図6-2 「ルールの編集」ボタンをクリックします。


条件付き書式:条件付きルールの管理

図7-1 「書式ルールの編集」ダイアログボックスが出ますので、「書式」ボタンをクリックします。


条件付き書式:書式ルールの変更

図8-1 「セルの書式設定」ダイアログボックスが出ますので、「塗りつぶし」タブをクリックします。
図8-2 「背景色」から「赤」をクリックします。
図8-3 「OK」ボタンをクリックします。


条件付き書式:書式変更でセルの書式設定

図9-1 「書式ルールの編集」ダイアログボックスに戻ります。プレビューに変更された書式が表示されています。
図9-2 「OK」ボタンをクリックします。


条件付き書式:書式ルールの編集ダイアログボックス

図10-1 「条件付き書式の管理」ダイアログボックスに戻ります。
図10-2 「OK」ボタンをクリックします。


条件付き書式:条件付き書式の管理ダイアログボックス

図11-1 書式が変更され、セルの背景色が、「青」から「赤」に変わりました。


条件付き書式:条件付き書式の変更結果

 最後に条件式設定の失敗例です。
 範囲指定をした場合は、条件式の入力の仕方に注意する必要があります。セルの参照の仕方に気を付けて入力しましょう。
 例は、絶対参照で条件式を設定したため、条件が違う時でも、全て同じ表示になってしまう状態になっています。この例の場合は、絶対参照相対参照に変更する($マークを削除する)ことで、意とした表示に修正することが出来ます。


条件付き書式:条件付き書式の失敗例

絶対参照と相対参照、複合参照

絶対参照とは:式をコピーする時、セルの行・列を固定させて参照する指定方法で、式はコピー先に合わせて自動的には変更されません。

    例:$A$1 の様に指定する。

相対参照とは:式をコピーする時、セルの行・列を式のコピー先に合わせて自動的に変更して参照する指定方法です。

    例:A1 の様に指定します。

複合参照とは:絶対参照と相対参照を組み合わせた指定形式で、行・列のどちらかを、絶対参照、相対参照にしたセル参照の指定方法です。行方向に式をコピーする場合や列方向に式をコピーする場合に、式を固定したい方に$マークを付けます。

    例:$A1(列を絶対参照)、A$1(行を絶対参照) の様に指定します。

 以上で、計算式を使った条件付き書式の説明は終わりです。



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