複数の連続したワークシートのセルを集計する
こんにちは、 篠原です。
今日は、複数の連続したワークシートにあるセルを集計する方法です。
複数の連続したワークシートのセルを集計する
例えば、月々の表をワークシートを分けて作成し、その合計を求める場合にこの方法は役立ちます。
では、数式を見てみましょう。
ここで使用する関数は、複数の連続したワークシートで同じセルアドレスを集計する方法です。
=SUM(シート名1:シート名2!セルアドレス1)
=SUM(シート名1:シート名2!セルアドレス1:セルアドレス2)
=SUM(シート名1:シート名2!セルアドレス1,シート名1:シート名2!セルアドレス2)
シート名1:連続するワークシートの開始シート
シート名2:連続するワークシートの終了シート
セルアドレス1:集計するセルのアドレス1
セルアドレス2:集計するセルのアドレス2
注意)ワークシート名に半角スペースがある場合は、シート名を「’(アポストロフィ)」で囲む必要がります。
ワークシート名に半角スペースがある場合の計算式のワークシート名の書き方:
=SUM(’シート名1:シート名2’!セルアドレス)
図1-1 図のような表を作成した場合の、数式の入力をしてみます。例では、Sheet1からSheet3までに同じ様式で表が作成されています。Sheet4に合計を出します。
図2-1 まず、集計結果を出したいシート(Sheet4)のセルB2に=sum(と入力します。
図3-1 Sheet1のシートタブをクリックします。
図3-2 集計をしたいセルB2をクリックします。
図3-3 数式入力エリアに=sum(Sheet1!B2と入力されます。
図4-1 キーボードの「SHIFT」キーを押しながら、Sheet3タブをクリックします。
図4-2 集計したいセルは、自動的に選択された状態になっています。
図4-3 数式を見ると=sum('Sheet1:Sheet3'!B2となっています。ENTERを押します。
図5-1 合計が表示されました。
図6-1 計算式を確認して見ましょう。
=sum(Sheet1:Sheet3!B2)となっています。「’(アポストロフィ)」が無いことに注意してください。
セル範囲を指定したい場合は、B2:C2の様にすればOKです。
これで、複数の連続したワークシートにあるセルを集計する方法は終わりです。
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