SUMIFS関数で複数の条件で集計をする
こんにちは、 篠原です。
今日は、SUMIFS関数の使い方です。
複数の条件で集計する
SUM関数では、無条件に指定した範囲を集計します。
SUMIF関数は、一つの条件をもとに、指定した範囲を集計します。
SUMIFS関数は、複数の条件をもとに、指定した範囲の集計をします。
SUMIFS関数は、Excel2007からの新機能です。
では早速、使い方を練習して見ましょう。
記述書式は次のとおりです。
SUMIFS(合計する範囲, 条件の範囲1,条件1, [条件の範囲2,条件の2], ..., [条件の範囲127,条件の127])
条件は127個まで指定できます。
図1-1 表のような例が有ります。
集計の条件は、条件1が偶数、条件2が奇数、条件3が1の場合に集計処理を行う式を作ってみます。
偶数、奇数の判定は、別に計算用の列を作り、MOD関数(余りを求める関数)を使って、条件÷2の答えが0なら偶数、1なら奇数と判定するようにしています。
=SUMIFS(F2:F17,B2:B17,0,D2:D17,1,E2:E17,1)
(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7)
の様に記述します。
上記の式の意味は、
(1)列F2からF17までの数を集計します。
集計の条件は、
(2)条件1は、B2からB17が (3)偶数(値が0(ゼロ))
(4)条件2は、D2からD17が (5)奇数(値が1(イチ))
(6)条件3は、E2からE17が (7)数値1(値が1(イチ))
の時です。
というように理解してください。
例えば、条件が有る数値より大きいとか以上などという場合には、
条件1は、A2:A17,”>5” ・・・A2からA17が5より大きい時
の様に記述します。
以下のリンクも参考にしてください。
マイクロソフトのOfficeのサイトです。
http://office.microsoft.com/ja-jp/excel-help/HA010047504.aspx
以上で、SUMIFS関数の使い方は終わりです。
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