Officeのワードなどに挿入された画像を効率よく取り出す
こんにちは、 篠原です。
今日は、Officeのエクセルやワードなどに挿入された画像を効率よく取り出す方法です
使用しているワードはWORD2013です。
これ、便利ですね。いちいちワードファイル内の画像を一つづつ保存しなくて済みますからね。
拡張子docxやxlsxファイルは、実はZip形式のファイルなのです
docxやxlsxの拡張子が付くファイル形式はOffice2007から採用された新しいファイル形式です。ですから、Office2003以前のエクセルやワードなどでは、これらのファイルを開くことはできません。
マイクロソフトは、この新しいファイル形式をOffice2003以前のエクセルやワードでも読めるように互換パックとしてコンバーターを提供しています。
マイクロソフトの互換パックへのリンク
http://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=3]]
さて、これらの新しいOfficeのファイル形式は、ZIP形式といって、一般的には書庫ファイルと呼ばれ、ファイルを圧縮し、複数のファイルを一つにまとめたものです。
Windows8やWindows7、Vistaでは標準でこのZIPファイルを展開することが出来るようになっています。
Windows8でその展開された様子を見てみましょう。
まず、ワード文書の拡張子を変更します。
「画像を抜き出す.docx」 --> 「画像を抜き出す.zip」
図1-1 変更方法は、該当アイコンをクリックします。「F2」キーを押します。
名前が変更できる状態になるので、拡張子を変更します。
「ENTER」を押します。
図2-1 「拡張子を変更するとファイルが使えなくなる可能性があります。変更しますか」と確認が来ますので、「はい」をクリックします。
図1-2 アイコンが、ワード文書から、ZIP書庫の形に変化します。
図3-1 Zip形式のアイコンを右クリックして、メニューを表示させ、「開く」を選択します。
図4-1 エクスプローラが開きますので、リボンの「圧縮フォルダーツール」タブの「全て展開」ボタンをクリックします。
図5-1 「圧縮(ZIP形式)フォルダーの展開」ダイアログボックスが表示されます。
図5-2 展開先のフォルダーを指定します。(デフォルトは、元ファイルと同じ場所が自動的に入力されています。
図5-3 「展開」ボタンをクリックします。
図6-1 ZIP形式が展開され、展開されたフォルダーがエクスプローラに表示されます。
図6-2 展開されたフォルダの「word」-->「media」の順にフォルダを開きます。
図7-1 ワードに挿入されていた画像データが有ることが確認できます。
あとは、これを必要な画像だけ、指定する場所にコピーすれば、画像のに抜き出しは完了です。
取り出したい画像がたくさんある時は、とても有効です。こんなことが出来たなぁと思いだせるくらいに名なっておくといいですね。
以上で、Officeのエクセルやワードなどに挿入された画像を効率よく取り出す方法は終わりです。
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