エクセルで入力規則を設定する

こんにちは、市民パソコン教室北九州小倉校の篠原です。


今日は、エクセルのデータの入力規則についてです。

セルに入力規則を設定する

 エクセルの表を使っているときに、セルの入力値に制限が有ったり、ドロップダウンリストから選択入力するようになっている表を見たことが有ると思います。今回は、これらの設定をする方法です。

図1-1 「データ」タブをクリックします。
図1-2 「データの入力規則」ボタンをクリックします。
図1-3 選択リストから「データの入力規則」を選択します。
データの入力規則の設定

図2-1 「データの入力規則」ダイアログボックスが表示されます。
データの入力規則の設定

図3-1 「入力規則の種類」から「整数」を選択して見ます。これにより、当該セルには、整数しか入力できなくなります。
データの入力規則の設定

図4-1 「データ」では、「次の値の間」を選択して見ます。これにより、この範囲で指定した整数値しか入力できなくなります。
データの入力規則の設定

図5-1 「最小値」と「最大値」では、入力できる数値の範囲を指定します。
データの入力規則の設定

図6-1 「入力値メッセージ」タブを選択します。
図6-2 「セルの選択時にメッセージを表示する」にチェックを付けます。
図6-3 入力時に当該セルが選択された時に、ここで入力した「タイトル」と「メッセージ」がセルの近くに表示されます。
データの入力規則の設定

図7-1 「エラーメッセージ」タブをクリックします。
図7-2 「無効なデータが入力されたらエラーメッセージを表示する」にチェックを付けます。
図7-3 これで、指定外のデータが入力されたときにはエラーメッセージが表示され、入力値の入力を許可するか再度入力させるかなどの選択をすることが出来るようになります。

 選択肢は

  • 停止(指定以外のデータが入力された場合は、エラー表示して「再試行」で入力値を残して入力待ちになります。「キャンセル」で入力をキャンセルし入力したデータを消去し入力待ちになります)
  • 注意(指定以外のデータが入力された場合は、エラー表示して、「はい」で入力したデータを受け付けます。「いいえ」で入力したデータを残し入力待ちになります。「キャンセル」で、入力値を消去し入力待ちになります。)
  • 情報(指定以外のデータが入力された場合は、エラー表示して、「OK」で入力値を受け付けます。「キャンセル」で入力値を消去し入力待ちになります)

の3つから選ぶことが出来ます。

図7-4 「タイトル」と「エラーメッセージ」にエラー時に表示させたいタイトルとエラーメッセージを入力します。
データの入力規則の設定

図8-1 「日本語入力」タブをクリックします。
図8-2 「日本語入力」では、ここでは特に指定はしませんが、日本語入力を自動的にONにしたり、「ひらがな」や「カタカナ」変換モードにしたり、IMEをコントロールすることが出来ます。
図8-3 全ての設定が終わったら「OK」ボタンをクリックします。
データの入力規則の設定

図9-1 設定が終わったセルを見ると、図のような状態になります。ここでは、図6で指定した入力時iメッセージが表示されています。(セルの色は、セルの書式設定で付けたもので、入力規則を設定したために付いた色ではありません)
データの入力規則の設定

図10-1 データを入力して見ると、範囲外の数値を入力すると、エラーが表示されます。(図7-2で停止を指定)
データの入力規則の設定

図11-1 データを入力して見ると、範囲外の数値を入力すると、エラーが表示されます。(図7-2で注意を指定)
データの入力規則の設定

図12-1 データを入力して見ると、範囲外の数値を入力すると、エラーが表示されます。(図7-2で情報を指定)
データの入力規則の設定

入力規則の設定は、他にも種類がありますので、別の機会に設定方法を説明したいと思います。

以上で、エクセルの入力規則の設定方法は終わりです。

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