PDFファイルで小冊子印刷を行う
こんにちは、 篠原です。
今日は、PDFファイルで小冊子を作る時に便利な、印刷方法です。
AcrobatReadeで小冊子印刷を行う
小冊子ってこんなイメージです。
一枚の紙の一つの面に2ページ分を割り付け、それを両面に印刷をした形式。
手持ちのプリンターに小冊子形式の設定がない場合には、一枚の紙に最初のページと最後のページの2ページ分を割り付けて印刷しなければなりませんので、プリンタードライバーが対応していない場合は、とっても対応は困難ですよね。
そこで便利なのが、AcrobatReadeの小冊子印刷を行う機能です。
プリンタードライバーに機能が無くても、AcrobatReaderがその役割を担ってくれます。
では、早速設定して見ましょう。
図1-1 AcrobatReaderを起動し、印刷したいファイルを開き、「ファイル」メニューをクリックします。
ここで使用するAcrobatReaderはVer11.0です。
図1-2 「印刷」を選択します。
図2-1 「印刷」ダイアログボックスが開きます。
図2-2 「小冊子」ボタンをクリックします。
図2-3 プレビュー画像が、1ページに2面割り付けしたような画像に更新されます。
図2-4 「小冊子の印刷方法」を「片面で印刷(表側)」に設定します。
図2-5 閉じ方を決めます。この場合は、「左」としました。これは、左側で閉じるように印刷配置が決められます。
図2-6 プリンターの設定を確認します。
図2-7 印刷します。
以上で、片面の印刷が終わりです。
残りの裏面も同じように印刷しますが、図2-4の「小冊子の印刷方法」を「片面で印刷(裏側)」に設定します。
既に表面が印刷された紙は、この例では、短い辺を軸に紙の束ごと裏返します。この時ページの上下を間違えないようにして下さいね。
また、裏面印刷時に、プリンターが、紙を吸い込む時に2枚同時に吸い込む可能性がありますので、紙をきれいにさばいてやるとトラブルを避けるのに役立つと思います。(これは、裏表別々に印刷するときの宿命ですから、十分注意してくださいね。)
4ページ構成の小冊子なら、あとは、折りたためば出来上がりです。5ページ以上の場合は、ページを揃えてホッチキスなどで留めて、折りたためば出来上がりです。
PDFファイルで小冊子を作る時に便利な、印刷方法でした。
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