エクセルでよく使う関数、COUNT関数

こんにちは、市民パソコン教室北九州小倉校の篠原です。


今日は、エクセルでよく使う関数、COUNT関数です。

数値データの個数を数えるCOUNT関数

■COUNT関数の書式
 =COUNT(範囲1,範囲2,・・・・・,範囲255)
  範囲は、A2:A15だけではなく、数値や、範囲名などの指定ができます。

■COUNTA関数の書式
 =COUNTA(範囲1,範囲2,・・・・・,範囲255)
  範囲は、A2:A15だけではなく、数値や、範囲名などの指定ができます。

■COUNTIF関数の書式
 =COUNTIF(範囲1,条件)

  • 範囲は、A2:A15だけではなく、数値や、範囲名などの指定ができます。
  • 条件は「""(ダブルクォーテーション)」で囲み指定するのが原則
    • 例:">12"、指定範囲のセルで12より大きい値が有るセル
    • 例:"A?C"、3文字で、先頭がA、末尾がC、中央が任意の文字列「?」
    • 例:10、C5等と、直接数値やセルアドレスを書いた場合は、「=(イコール)」とみなされます。この時は条件を「""(ダブルクォーテーション)」で囲む必要はありません。ただし、条件の値が文字列の場合は、"ABC"の様にダブルクォーテーションで囲む必要があります。


COUNT関数は、引数に指定された範囲の数値データの個数を返します。
つまり、文字列ABCや一二三はカウントされません。また、文字として認識されている数値「'1」もカウントされません。
COUNTA関数は、COUNT関数では数えなかった文字列やエラー値が指定範囲に含まれている場合に、これもカウントに含んで計算されます。空白セルだけはカウントに含みません。
COUNTIF関数は、指定した範囲で、指定した条件に一致するデータの個数を返します。

では、例を見てみましょう。
図1-1 COUNT関数、COUNTA関数、COUNTIF関数の入力例です。
 入力データの種類は、数値、文字列、エラー値、空白を混在させています。
図1-2 COUNT関数の例です。引数は、セルの範囲を指定しています。
 COUNT関数は、引数の中に、文字列、エラー値、空白が含まれている場合は、カウントの個数には含めません。
 ここでカウントされるのは、B3、B4、B5、B6、B8、B9となります。


図1-3 COUNTA関数の例です。引数は、セルの範囲を指定しています。
 COUNTA関数は、引数の中に空白(未入力セル)が有る場合は、カウントの個数に含めません。
 ここでカウントされるのは、B11の「空白(未入力セル)」を除くセルがカウントされます。


図1-4 COUNTIF関数の例です。引数は「A_範囲」という範囲名を指定しています。
 カウントの条件として、セル範囲の中のセルの値が10より小さいセルの個数をカウントする条件になっています。
 ここでカウントされるのは、B8、B9の二つのセルです。
図1-5 COUNTIF関数の例です。引数はセルの範囲を指定しています。
 この時の条件は、セルの値が、「文字列ではないセル」ということになります。「"<>"&"*"」は、「<>(否定)」で「*(アスタリスク)」は任意の文字列を表しますから、つまり「文字列ではない」ということになります。結果として、B2の「'1」とB9の「文字列」が文字列なので、それ以外の個数ということになり「8」が返されています。この中にはB11の「空白」も文字列ではないということでカウントされています。
 このCOUNTIF関数では、数字は文字列としてではなく、数字という種別として考えられているようです。
COUNT関数とCOUNTA関数COUNTIF関数の例

COUNT関数はこれらの他に「COUNTBLANK関数」という、空白セルをカウントする関数があります。いままで使ったことがない関数ですが、こんな関数もあることだけ紹介しておきます。

COUNT関数の利用の仕方

 統計処理の時に、ある質問で同じ回答をした人の数を調べるのには、COUNTIF関数が役立ちます。
 例を挙げてみましょう。
図2-1 この表は、五問ある質問で、それぞれ質問に回答がA~Dまであるとした例です。表としては、A列に質問の番号、B列に質問の回答記号を入力しています。C列には、質問と回答を連結したデータを作っています。こうすることで、C列だけで、質問と回答のカウントが一度にできてしまいます。COUNTIF関数では、複数の条件を指定することが出来ないため、このような手段を使います。(実はOffice2007から追加になったCOUNTIFS関数というのがあります。これは、複数の条件が指定できます。例:=COUNTIFS(A$2:A$21,1,B$2:B$21,"A"))検索条件の「1A」と同じ結果が得られます。今回は説明を省略します。)
 これから、各質問に対して、どの回答が何件あるかを求めてみることにします。
図2-2 図2-1の数式の表示です。A列をB列の値を結合させています。「&」は文字列の結合です。
図2-3 ここは、フィルターオプションを使って、C列から重複しないデータを抽出した結果です。(図3で後述)
図2-4 COUNTIF関数を使って、E列を検索条件にして、C列のデータをカウントした結果です。
図2-5 図2-4の数式の表示です。データの個数は全部で20個ですから、F13の合計を見ると、「20」となっています。全ての個数がカウントされていることが分かります。
図2-6 「フィルターオプションの設定」ダイアログボックスを開きます。
COUNT関数の使用例

図3-1 図2-6をクリックすると、「フィルターオプションの設定」ダイアログボックスが開きます。
 まず抽出先を、「指定した範囲」にします。
図3-2 「リスト範囲」は、検索条件のあるC1:C21にします。この時、標題(E1)となるセルの選択を必ずしてください。
図3-3 「抽出先」には、図3-2で選択した範囲の標題名を入力しておきます。これで、ここに、図3-2の検索条件の列のデータが抽出されることになります。標題名がないとデータは抽出されませんので注意してください。
図3-4 「重複するレコードは無視する」にチェックを付けます。この指定で、抽出先には、同じデータは抽出されずに一意のデータが作られることになります。
図3-5 条件の入力が終わったので、「OK」ボタンをクリックします。フィルターの結果として、図2-3のデータが出来上がります。
COUNT関数とフィルターオプションの例

こんな感じで、統計処理にCOUNTIF関数が利用できます。あとは、このカウントの結果をグラフで表現するなどの作業が続くわけですね。(少しは参考になったでしょうか?)

以上で、エクセルでよく使う関数、COUNT関数については終わりです。

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