エクセルの離れたセルを選択する方法

こんにちは、市民パソコン教室北九州小倉校の篠原です。


今日は、エクセルの離れたセルを選択する方法です。


この操作は、マイクロソフトOfficeのEXCEL2013で行います。

離れたセルを選択する

 エクセルのセルの選択方法、単一セル選択、連続セル範囲選択、不連続セル選択に分けられます。
 
 単一セル、連続セル範囲の選択は、マウスでクリックするか、ドラッグするかで選択が出来ます。
 
 今回の不連続セルの選択には、キーボードとの組み合わせで操作します。

 では、その方法です。

  • 図1 (離れたセルの選択)
    • 1-1 最初のセルを選択します。クリックするか矢印キーで目的のセルにカーソルを移動します。
       図ではセルA1を選択。
    • 1-2 次に離れたセルF5を選択します。まずキーボードの「Ctrl」キーを押さえます。
       次にマウスカーソルをF5の上に持って行き、クリックします。
    • 1-3 セルF5が選択されると、A1がグレーになり、セルF5には、枠線が表示されます。
    • 1-4 後のセル選択は、1-2と1-3の繰り返しでセルを選択することが出来ます。
       C5、C3、F9、D7の順で選択します。
    • 1-5  同じセルを複数回選択することも出来ます。(複数回選択したセルは、セルの色が濃くなります)
       同じセルを複数回選択した場合の移動順序は、やはり選択した順番になります。
    • 1-6 カーソルが有るセルは、枠線で表示されます。
       ただし、複数回選択されたセルは例外で、カーソルが無い時の色より薄い色になります(ちょっとわかりにくいです)。

       参考までに、マクロで記録をすると
         Range("A1,F5,A1,C5,A1,C3,A1,F9,D7").Select
       こんな感じになります。セルA1を4回選択した例です。A1が4回、引数として設定されていますね。

      エクセルで離れたセルを選択する:最初のセル選択


      エクセルで離れたセルを選択する:2番目のセル選択


      エクセルで離れたセルを選択する:選択されたセルの見え方


      エクセルで離れたセルを選択する:同じセルを選択した時

  • 図2 (セルの移動順序)
    • 2-1 複数の離れたセルが選択されました。
       入力が必要なら、このまま入力も出来ます。
       セルの移動は、「Tab」キーを使います。
       セルの移動順序は、選択した順序になります。例では、A1,F5,C5,C3,F9,D7の順に移動します。
       「Shift」+「Tab」キーで一つ前のセルに戻れます。例では、F5にカーソルが有る場合A1に戻ります。
      エクセルで離れたセルを選択する:セルの移動順序

  • 図3 (同じデータを一気に入力する)
    • 3-1 選択されたセルに一気に同じデータまたは数式を入力するには、数式バーをクリックします。
    • 3-2 今回の例では、全てのセルに「100」と入力します。数式バーに入力したいデータや数式を入力し「Ctrl」+「Enter」キーを押します。
      エクセルで離れたセルを選択する:選択セルに同じデータを入力する1


      エクセルで離れたセルを選択する:選択セルに同じデータを入力する2

 以上で、エクセルの離れたセルを選択する方法は終わりです。




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ブログのお題拝借
Tag: Excel エクセル 離れたセルの選択 セルの移動順 セルに一括入力

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