2013.07.26
カテゴリ:EXCEL
エクセルのテキストファイル(CSV形式)読込と書出し
こんにちは、 篠原です。
今日は、エクセルでテキストファイル(CSV形式)を読み込みと書き出しの方法です。
この操作は、マイクロソフトOfficeのエクセル2013で行います。
テキストファイルを読み込む
エクセルを使っていると、ほかの人が作成したデータをテキストファイルで貰うことがあります。またインターネットでダウンロードしたデータもテキストファイルで提供される場合もあります。
このような場合に、テキストファイルをエクセルに読み込まないと作業ができない場合があります。
よく使われるテキストファイルには、
- CSVファイル形式(項目間を「,カンマ」や「タブ」等で区切られたファイル)
- 固定長ファイル(それぞれの項目のテータの長さが決まったファイル)
この二つを覚えておけば一般的には困ることはないと思います。
では、エクセルへの読み込み方法です。
- 図1 (テキストファイル(CSV)の読み込み)
- 1-4 (1/3)「元データ形式」グループの「カンマやタブ等の区切り文字によって…」を選択します。
- 1-5 「取り込み開始行」は取り込みデータの何行目から取り込むかを指定できます。たとえば、1行目が項目のタイトルがある場合に、そのタイトルを除いてデータを取り込みたいときに役立ちます。
「次へ」ボタンをクリックします。
- 1-6 (2/3)次のパネルが表示され、「区切り文字」を指定できます。区切り文字は、例では「,(カンマ)」を指定しています。
- 1-7 カンマにチェックをつけると、下に表示されている、データのプレビューに縦線が入り、それらの位置で項目が区切られることがわかります。
「次へ」ボタンをクリックします。
- 1-8 (3/3)区切った後の列のデータ形式を指定します。例えば「削除」を指定すると、この列は読み込まれなくなります。
「次へ」ボタンをクリックします。
「データの取り込み」ダイアログボックスが表示されます
- 1-9 「データを返す先を選択…」では、「既存のワークシート」を選択します。下のテキストボックスには、データを読み込んで配置する左上のセルアドレスが入ります。規定値は、図1-3のコマンドボタンを選択した時のセル位置が入力されています。
新規のワークシートにデータを取り込みたい場合は、「新規のワークシート」を選択します。 - 1-10 「OK」ボタンをクリックします。
- 図2 (テキストファイル(CSV)を作る)
エクセルで作成した表なら、CSVファイルに変換することはができますが、CSVファイルは、テキストデータとして、情報をファイルに書き出すのが目的ですから、エクセルのある図形や、数式、書式などの特別な情報は出力することはできません。
また、エクセルの複数のワークシートを一度に書き出すことはできません。
では、作成方法です。
- 2-2 「名前を付けて保存」を選択
- 2-3 保存先のフォルダを選択します。
「名前を付けて保存」ダイアログボックスが表示されます。
- 2-4 「ファイルの種類」のテキストボックスをクリックします。
- 2-5 ファイルの種類のリストが表示されますので、「CSV(カンマ区切り)(*.CSV)」を選択します。
- 2-8 「複数のシートを含むブックをサポートしていない」という注意メッセージが表示されますので、「OK」ボタンをクリックします。これは、CSV形式のファイルが、エクセルのような複数のワークシートをサポートしないために表示されますので、これはそのまま了解します。
- 2-9 「ブックの一部の機能が失われる可能性がある」とのメッセージが表示されます。これもCSV形式には図形や書式などの情報は出力されませんので、これもそのまま了解します。この例では、円の図形は出力されません。
CVS形式のファイルが作成されました。
CSV形式のテキストファイルを作る時の注意
CSV形式のファイルを作る際の注意として、数値データにカンマ区切りの書式を設定した場合は、書式を標準に設定し、位取りのカンマはつけないように設定ましょう。CSV形式ファイルは、通常、「,(カンマ)」によって項目(列)の区切りを判断するため、適正に読み込まれなくなってしまいます。
以上で、エクセルでテキストファイル(CSV形式)の読み込みと書き出しの方法は終わりです。
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Tag: エクセル Excel CSV形式 テキストファイル 保存