ピボットテーブルで集計とグラフを作る
こんにちは、 篠原です。
今回は、ピボットテーブルについてです。
使えると便利な機能ですが、なかなか個人で大量のデータを集計したり統計的に処理することはありませんから、個人的にはあまり使わない機能と言えますが、大量のデータを処理する仕事をする人にとっては心強い機能です。
この操作は、マイクロソフトOfficeのEXCEL2013で行います。
ちょっとひとり言
パソコン教室のインストラクターをしながら昨年夏から仲間と農業をはじめ、半年がたちました。技術の習得はまだまだですが、色々な経験をしました。
よかったことは、何より美味しい野菜が食べられたことです。
みなさん!キャベツが甘いって知ってましたか。これは初体験でした。品種の持つ力だそうですが、普段何気なく食べている野菜にこんな味がするものがあったなんて驚きですね。
キャベツの写真です。紫色は、寒に当たり紫色に色づいたもの(葉をめくっていくと普通のキャベツと同じ色)です。キャベツの中心部に行くほど甘さが強くなります。
いつも見てくれてありがとう。XPの切り替えサポートしますので、希望があればご連絡ください。
大量のデータを処理する
行と列でデータを集計する
- 図1 ( 大量のデータを効率よく集計する)
操作方法を練習してみましょう。
ここでは、販売日ごとに、どの地域にどの野菜がどれだけの量販売されたかを集計してみます。
- 6-1 次に、どの地域かを分けるために「ここに列のフィールドをドラッグします」に「地域C」をドラッグします。ここで「地域」をドラッグしてもかまいませんが、地域コード順に並べたいので「地域C」を選び、次に「地域」を同じようにドラッグします。
- 8-1 次は、どの商品かを見るために「ここに列のフィールドをドラッグします」に「商品C」と「商品」を同様にドラッグします。 ドラッグの位置は商品フィールドの下に来るようにドラッグします。
つまり列の欄には、四つの項目が表示されることになります。
- 9-1 次は、どれだけの販売量かを見るために「ここに値のフィールドをドラッグします」に「数量」をドラッグします。
ここでは、この数量に対しては「合計」をするようになっていますが、データの個数や平均などを結果にすることもできます。
- 9-4 「値フィールドの設定」ダイアログボックスが表示されます。
- 9-5 「集計方法」タブの「値フィールドの集計」からフィールドの集計方法を選択すれば、集計方法を変更することができます。
以上で、日付ごとの地域別商品別の販売数量の集計が完了しました。
ピボットテーブルでフィルターを使う
ピボットテーブルを作ると、フィルターが使えるようになります。例でみると、日付ごとにフィルターをかけて指定した日付の販売状況を確認することができます。また、地域にフィルターをかければ、指定地域の日ごとの商品ごとの販売状況を見ることができます。
- 10-1 地域でフィルターをかけてみます。
- 10-2 地域の右横にある「▼」マークをクリックします。
- 10-3 認識されている地域の一覧がリスト表示されます。最初はすべてが選択された状態です。ここからフィルターをかけ表示させたい地域だけにチェックをつけます。
- 10-4 例として「福岡」を選択します。
ピボットテーブルからグラフを作る
ピボットグラフで何が良いかというと、やはり、データにフィルターをかけられるところですね。前段で説明したのは、数値をフィルターで表の値を絞り込む機能ですが、グラフにすると視覚的にデータを絞り込んで見ることができるようになります。
- 11-1 先に説明した、ピボットテーブルからピボットグラフを作ってみます。
まず、出来上がっているピボットテーブルの中の任意のセルを選択します。
- 11-2 「ピボットテーブルツール」の「分析」タブから「ピボットグラフ」ボタンをクリックします。
これで、ピボットテーブルについては終わりです。
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