動画編集で音ズレを解消する

こんにちは、市民パソコン教室北九州小倉校の篠原です。


 今回は、4時間を超える動画を編集することになったので、その作業途中で出くわしたトラブルと、その解決方法について記録します。
 まず、私のPCのスペックから
 ・MacBookPro 17インチ(early2011)
 ・CPU:2.3GHzクアッドコアIntel Core i7プロセッサ(8MB 共有三次キャッシュ)
 ・メモリ:16GB(8GBを増設)
 ・HDD(SSD:SanDisk Exterme PRO 480GB)
 ・HDD(外付):Buffalow:HD-PATU3(Thnderbolt接続)
 ・BRXL-16U3V(ブルーレイ外付けドライブ)


 使用したアプリケーション
 ・Adobe PremirePro2018CC(動画編集:以降premirepro)
 ・HandBleak(動画変換)
 ・ImgBurm(DVD書き込み)
 ・Powe2Go(DVD書き込み、ブルーレイドライブのおまけソフト)


 ことの初めは、友人から、ビデオを撮ったのだけれど、これをDVD1枚にまとめてほしいとの依頼からでした。
 動画をつなぐくらいなら簡単と思い、引き受けました。
 ビデオデータはハイビジョンビデオカメラで撮影したものです。拡張子は(MTS)です。
 ファイルの数は、全部で73個、総容量は24GBです。
 目標は、DVD-R DLに書き込むことで、約8GBに圧縮しなければなりません。

Adpbe Premire Pro CC 2018で音ズレする



 結論から言うと、可変フレームレートが悪さをしている事が分りました。


 順を追って検証してみると、


 最初は、MTSファイルをそのままpremireproに読込もうとしたのですが、どうも、うまく読み込むことが出来ませんでした。
 ファイル容量が大きすぎたのかと思い、ファイル形式をMP4形式に変換しました。
 使用した動画変換アプリケーションは、HandBreakです。
 コーデックは「H264」です
 変換方法は、プリセットから、very fast 1080P 30を選び変換しました。
 ファイルサイズは約3分の1にまで圧縮されました。


 これでpremireproに全てのファイルを一気に読込めました。


 編集後、書き出しを行いました。
 出来上がった動画を再生してみると、な・ん・と・「音ズレ」しています!。
 書き出しに5時間余りかかったのに、ショックー!!!!。


 前置きが長くなりましたが、ここからが原因調査です。

  1. コーデックによるものかと思い、コーデックが「H264」だったので「MPEG-4」に変更して再変換(今度は、1個のファイルのみ変換しました。全部変換するとまた5時間余りかかってしまうので、失敗を教訓に)
     しかし結果は、変わりませんでした。
  2. 元の動画ファイルを再生してみると、当然ですが音ズレはしていません。
     premireproに同じファイルを読込んでみると、音ズレしてしまいます。
     ここで、途方に暮れてしまいました。
  3. 動画ファイルに何か問題?が有るのは分かりますが、さっぱり見当が付きません
     そこで気付いたことが。
     変換アプリ「HandBreak」の「Video」設定タブの中に、「Freamrate」という項目がありますが、プリセットでは「PeakFreamrate」となっていました。ということは、フレームレートが変動しているのではないかということに気付きました。
     失敗覚悟で、設定を「Constant Framerate(固定フレームレート)」に変更して変換をしてみました。


    HandBreakで固定フレームに変換
     これが、なんと大当たり。音ズレがなくなりました。
     よくよくググってみると、下のサイトが見つかりました。


     フレームレートとは?VFR(可変)とCFR(固定)の違い


     読んでみると、音ズレの現象が起こる可能性があるようなことが書かれています。


     今回、延べ20時間くらい(PCの稼働時間)に及んだ編集作業もようやく先が見えてきました。

ビデオ変換で画質が落ちる

 もう一つ苦労したのが、ビデオの画質です。
 撮影は、ハイビジョン画質(1920x1080)で録画されています。これを何とかハイビジョンのまま圧縮をしようとしましたが、結果としては、難しかったので、DVD画質(720x480)まで落とし、ビットレートを調整することで、納得のいく画質を得ることが出来ました。

DVD-R DLに書き込むが再生で不具合

 ImgBurnでの書き込みは成功しませんでした。
 レーヤーブレイクと言う仕様がネックのようです。書き込みは成功するのですが、再生すると、全体の半分くらいの位置で再生が止まってしまいます。
 別の書き込みソフト、Power2goでDVD形式のフォルダーを書き込むと問題なく再生することが出来ました。


 今回の作業で勉強になったことは、
 1.ビデオ編集は、固定フレームレートで行うこと
 2.画質を維持したいなら、水平解像度を維持するよりも、ビットレートに注意すること。
 3.DVD-Rメディアの書き込みはハード、ソフトによる依存する部分がある。


 以上の三つについて知識を得ることが出来ました。
 一例ですが、参考になればと思い、記録に残します。




ブログのお題拝借
Tag: 動画編集 音ズレ PremirePro ImgBurn DVD-R DL 再生が止まる レイヤーブレイク

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