保存したインポート操作の変更
こんにちは、 篠原です。
ちょっとひとり言
2013/10/17 20時、Windows8.1がリリースされました。約1年でのバージョンアップです。
なんか、開発スピードが速くなったように感じますね。準備でもしていたのかなっていう感じですね。
不評のようであったスタート画面が初期画面から表示されないようになったり、スタートばタンが復活したり(結局スタート画面を表示するボタン。スタートメニューという考えはなくなった。私は、スタート画面はこれはこれでいいと思います。何もメニューにこだわる必要ないと思います。新しく使い始めた人たちにとってはそれが当たり前なのですからね)、3Dプリンターへの対応も準備されているとか。
技術の進歩で新しいアイディアがどんどん出てきているなかで、それに対応しようとしているんでしょうね。使う側にとってはどんどん便利になり使いきれないほどの機能が盛り込まれているのですから、有りがたいのやらどうなのか?
OSのサイズが大きくなりばかりで、昔のMS-DOSの時代と比べると恐ろしいほどのサイズになっていますよね。
便利で、使いやすくなることは大いに歓迎です。しばらく様子を見て、バージョンアップしてみようと思います。
今回は、久しぶりにAccessの機能についてです。
以前Accessでテキストファイルをインポートする方法について解説しましたが、その中でインポート操作の保存についても触れました。この機能は、インポートの操作を保存しておくと、次回同じ操作を行う場合には、インポートウィザードのステップを省略して同じ操作ができる機能でした。
この操作を修正したい場合があります。(例えば、区切り文字を変えたり、文字列の引用符を変えたりした時)画面上は、気づきにくいのでその操作を記録しておきます(複雑な設定をした時には、再度設定しなおすのは手間ですよね)。ただし、この操作で、最終的にインポートするテーブル名の変更はできません。
この操作は、ACCESS2013で行います。
保存済みインポート操作(情報)の変更
- 図1 (保存済みのインポート定義情報の修正)
テキストファイルのCSV形式のインポート操作の記録を修正する方法です。
「外部データの取り込み」ダイアログボックスが表示されます。
「ファイルを開く」ダイアログボックスが開きます。
- 1-4 インポートするファイルを選択します。ここでは、修正するインポートファイルでなくても構いません。
目的は、「テキストインポートウィザード」ダイアログボックスを開くことが目的です。 - 1-5 「開く」ボタンをクリックします。
「外部データの取り込み」ダイアログボックスが表示されます。
- 1-9 「定義名」から変更したいインポートの定義名をクリックし「開く」ボタンをクリックします(ここで注意です。インポートウィザードを使って、インポート操作の保存をしても、ここで使用するインポート定義名は保存されません。インポートウィザードで、「これで、データをインポートするための設定は終了しました」のダイアログボックスが表示された時点で、「設定」ボタンをクリックし定義情報を保存することで、定義情報が保存されます。ちょっとわかりにくいですかね?)。もし、定義名が表示されていない場合は、事前に、定義情報を保存してくださいね。
「インポート定義」ダイアログボックスが表示されます。
- 1-10 インポートの定義情報はウィザードで設定した内容が設定されています。変更があれば、ここで変更ができます。
「保存」ボタンをクリックします。
「インポート/エクスポート定義の保存」ダイアログボックスが表示されます。
- 1-13 最後に、保存したインポート定義を使って、インポート先のテーブル名を変更する方法です。間に合わせ的な方法ですが、VBAを使うと、インポート先のテーブル名を任意の名前に設定できます。
フォームを作り、コマンドボタンの「クリック時」のイベントプロシージャに以下のコマンド分を書けばインポート先のテーブル名やインポートしたいファイルの場所や名前を変更することが可能です。ただし、ファイルの例会おうとは同じであることが条件になります。DoCmd.TransferText acImportDelim, "保存したインポート操作定義名", "インポート先のテーブル名", "フォルダー名\40FUKUOK.csv"
以上で、保存したインポート操作の変更(修正)の方法は終わりです。
「パソコン無料相談」?も見てね。
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