エクセルのよく使う関数AVERAGE関数を使う
こんにちは、 篠原です。
今日は、エクセル(Excel)のAVERAGE関数についてです。
AVERAGE関数の書式
=AVERAGE(範囲1,範囲2,・・・・・,範囲255)
範囲は、A2:A15だけではなく、数値や、範囲名などの指定ができます。
AVERAGE関数について
AGERAGEとはつまり、平均のことです。入力されたデータの平均値を求めることはよく有ることですよね。
では、例を見ていきましょう。
図1-1 AVERAGE関数の数式の例です。
この表のB2:B11の合計は「100」です。データの個数は10個です。平均すると「10」になります。平均6だけは、平均算定基礎になるデータの個数は、範囲名の範囲に10個と、別に2個指定していますので12個になっています。
順番に見ていきます。
図1-2 セル範囲を引数とした場合です。
図1-3 セルの範囲名を引数とした場合です。
図1-4 セル参照を一つずつ区切って引数とした場合です。
図1-5 数値を直接引数にした場合です。
図1-6 数値を直接、またセルの参照を混在させて引数とした場合です。
図1-7 セルの範囲名、セル参照、数値を混在させて引数とした場合です。
引数は、柔軟に指定することが出来ます。
それぞれの結果は、「10」となっており、どれも正しく計算されています。
使い方はすごく単純ですね。
AVERAGE関数を使う時の注意
- 図2-1 ゼロ(0)は平均の計算に含まれる。ゼロ(0)を非表示にしている場合には注意が必要です。
- 図3-1 空白は平均値には含ませません。表示上、ゼロ(0)と間違えやすいので、注意が必要です。
- 図4-1 引数のセルに数値以外が含まれる場合は、そのセルのデータは無視され、計算には使われません。
- 図5-1 引数の中にエラー値が含まれる場合は、結果はエラーになります。
こんなことに気を付けながらAVERAGE関数を上手に使いましょう。
以上で、ABERAGE関数については終わりです。
私が今までに仕事でよく使ってきた関数の一覧を挙げておきます。
仕事の内容によって使う関数はそれぞれ違うと思います。私は事務系の仕事だったので、単純な計算をする関数を使うことが多かったと思います。
今後、これら関数について、使い方を書いていきたいと思いますので、仕事などの参考になればと思います。
演算系の関数
- SUM関数(合計を求める)
- SUMIF関数(条件に一致したセルの合計を求める:記載済み);
- AVERAGE関数(平均を求める)
- COUNT関数(データの数を数える)
- COUNTIF関数(データの数を数える)
- MOD関数(余りを求める)
- INT関数(整数化する)
- ROUND関数(四捨五入する)
- MIN関数(範囲の最小値を求める)
- MAX関数(範囲の最大値を求める)
- ABS関数(絶対値を求める)
- RAND関数(乱数を発生させる)
検索系の関数
論理系の関数
文字列操作系の関数
日付と時間系の関数
情報系の関数
Excelにはもっとたくさんの関数が用意されていますが、事務系の仕事をされている方なら、これだけあれば十分かなという気がします。あとは、財務関連の関数がありますが、ローン計算や利息計算等々必要になった時に覚えれば十分だと思います。
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